始まりのキャンプ《回顧録》
2015年9月某日
休暇村伊良湖キャンプ場
ここがすべての始まり。
10年以上勤めた会社を退職し、次の仕事までの束の間のお休み期間。
ひょんなことから、キャンプ慣れしている相方に「キャンプしてみない?」と誘われて人生初キャンプを決行。
最初は続くかどうかもわからないし、ってことで、
なるべく安くて、でもちゃんと安全な規格のもの(最小限)を色々教わりながら揃えてみた。
山も川も好き。
でも
虫はキライ…。
山も川も好き。
でも
ぐぅたらしたい。
その結果…。
coleman スクエアスクリーン340などというバカデカイ蚊帳を買い(←虫嫌い対策)、ふくらはぎまでしっかり支えてくれるリクライニングチェアをセレクト(ぐぅたら対策)。
BBQにも不馴れな私でしたが、相方がちょちょいと火を起こし
デンデーンと網の上にご馳走を並べてくれました。
お肉もホタテも、キャンプ場に着くまでの道の駅で調達。
あれもこれも欲しくなって大変だったのを覚えてる(笑)。←いまだ変わらず
大人数でのBBQはやたらと慌ただしい思い出が多いけど
2人でのんびり食べれるBBQは「あり」でした。
お皿を持って、コンロの周りをウロウロウロウロ。
そうこうしているうちに日が沈みお月さまが・・・・
※民家の屋根ではなく、うちのスクリーンシェードの影(笑)
この時はまだランタンを持っておらず、
仕事関係の景品でもらった防災用のLEDランタンだけで挑んだため、
食事の片づけ等、外での作業は隣サイトの灯りに助けられてました(笑)。
そして、初めてのテント泊。
コンパクトに畳めるエアマットの上に寝袋でゴロゴロ…コロコロ…。
「なにこれ、楽しい!楽しい!」
と、盛り上がってたのは周りの皆が寝静まるまで。
夜中、だんだん風が強くなってきて、テントがワサワサ揺れて・・
昔見てトラウマになった映画「ブレア・ウィッチ・プロジェクト」を思い出し
「魔女が・・魔女がくるー(´;ω;`)ウゥゥ」
と、全然、全く眠れませんでした・・・・。
寝返るふりをして隣で寝ている相方にわざとぶつかって起こそうとしたり
蚊が止まったていで相方のオデコをピシャっと叩いてみたり・・。
でも・・起きない・・・・
そして、日が昇り始めたころ風も少しおさまってきて
やっとウトウトすることができたのを鮮明に覚えています。
寝不足だけど、すがすがしい朝!!!!
そして、真っ黒なホットケーキ(笑)。
この写真をみた友人に笑われました。
で、で、でも!
外で食べれば何でも美味しい不思議。
豆乳スープは残り物を美味しく頂くための最高のメニューだと思う。
私の初キャンプはこんな感じで、
そりゃ、とっても楽しかったけど、なんていうか全く「次」を感じさせない感じだったのに、今では「早く!早く!!次次!!」状態。
いろんな道具を熱出そうなほど悩んで選んで手にする楽しみを知ってしまったからかな。
回顧録は続きます。