寝覚の床と奈良井宿《旅回顧録》
2017年7月某日
寝覚の床~奈良井宿
この頃、仕事で長野の木曽に行くことが多く、目的地に向かう途中にある「寝覚の床」という看板が気になって気になって気になって。
国の名勝にまで登録されているとは何事!?
というわけで、休日に行って来ました。
駐車場から矢印にしたがって進む時にはその先に何があるのか全く分からず。
でも、川の流れる音は涼やかだし、木々の中をワクワクして進みました。
で、視界が開けて、現れたのが上の写真。
よーくみると、大きな岩のうえに人が数人乗ってます。
一気にテンションあがって、駆け上りたかったけど
大きくてツルツルした岩によじ登ったり、滑り降りたり、飛び降りたりしないとたどり着けない(;Д;)
やっと登りきって、1番高くて大きい岩のうえに到着!!
写真では伝わらない悲しさ(;Д;)
迫力ある岩と岩の間のはるか下の方に静かに流れる水がもう、最高でした!!!
サンダルで行った自分を呪ったけど…。
下調べしないこう言うのも悪くないな~♪
せっかくなので、長野の宿場町で前から気になってた《奈良井宿》まで足を伸ばしました。
建物一つ一つが素敵すぎる。
温かみがあって、重厚で、懐かしい…。
普段、ショッピングモールなんかで売られてても足を止めないだろう小物まで、じっくり、ゆっくり眺めちゃう。
看板の文字や、暖簾の文字、玄関の飾り、味があるな~。
延々と歩いていられそうです。
…が、歩いていたらお腹が空いてきて…。
奈良井宿の駅近くにあるお蕎麦屋さんに入ったんだけど、めちゃくちゃ美味しかった!!
辛味大根の蕎麦、実はこの後、友人が遊びに来た時もここに来てリピートしました。
そしてまたいくと思います(笑)。
お蕎麦を食べたところで折り返し。
来た道を戻ります。
このバッタとカエル、よくよく見ると笹の葉(?)のような物で出来ていました。
これはすごい~!!
なんて風情ある光景…。記事を書いてる今も思わず見入っちゃう(笑)。
そして、先ほどお蕎麦を食べたばかりなのに、今度はおやつ(笑)。
地元で特産のものは是非とも食べておきたい!
作りたてで、ふんわり優しい甘さ!
ほお葉の色が移ってるのもなんかいい(笑)。
店先に座って道行く人を眺めながらのんびりおやつタイム。
たまりません。
来た道を帰るだけなのに、
来た時には気付かなかった物がたくさん。
行きも帰りも新鮮な、それでいて懐かしい気持ちでもっともっと歩いていれるような不思議な町並みでした。
あぁ、お蕎麦食べたい…。